香港Rainbow Gala 8参加レポート・その3

香港Rainbow Gala 8参加レポート・その1
香港Rainbow Gala 8参加レポート・その2

こんにちは、マールです。
しばらく間が空いてしまいましたが、今回はコスプレと企画展示、サークル内イベントについてレポしたいと思います。

RainbowGala8 英国メイドさん協会スペースにて

コスプレについて:
サークル参加者側のコスプレ衣装へのお着替えは、基本的に会場のトイレか簡易更衣室で行っているようです。また、私達の場合のように事前に別の場所で着替え、その上にコートを着て会場入りしている方も多いようでした。
スタッフの更衣室への誘導は余り見かけませんでしたが、一般客も多い開場ですので、更衣室で着替えた方が良さそうです。もちろん、コスプレ衣装が見える状態での来場は避けた方が無難かと思います。

私達は8時半に会場で集合したのですが、既に着替えている方々もいらっしゃいました。
見た感じですと、ニコニコ動画の影響とBL寄りと言うイベントの性格から、ボーカロイド(及び派生)、銀魂、タイバニ、マドマギ、黒執事のコスプレの方が多かったように見えました。

なお、コスプレ衣装の露出制限は、日本のイベントよりも更に厳しいように感じました。
これは、基本的に18禁の頒布物の取扱いが日本よりも厳しい事、サークル登録時に身分証明書のIDの登録が必要な事もあると思えます。
コスプレ参加をしてみたい方は、コミックマーケットでの制限と同様に考えて行けば大丈夫だと思われます。(イベント毎に細かいルールもありますので、事前チェックは忘れずにです。)
会場にも、コスプレ時の注意書きがありました。

コスプレ時の諸注意

最近、台湾のイベントで過度の露出をした日本の某コスプレイヤーが問題になっていますが、現地のモラルに合わせた、節度ある行動がより一層求められると思います。

中にはこんなコスプレの方も。

魔法少女…?

基本的に会場内での撮影は自由(但し、ちゃんと声を掛けて撮影する必要はあります。無断撮影は厳禁です。)ですが、非常に混んでいる事もあり、撮影者の多くはコスプレイヤーさん達と会場の外や別のフロアで撮影しているようでした。

一般入場は12時からですが、特別料金を払うと11時から入場できるようになっています。
各サークルを見て回った感じでは、特別11時からの優先枠に対しての準備を行っている所は少なく(実際まだその時間でも来ていないサークルさんもいました)一般参加者も特別料金を払ってまでと言う方はそれほどいないようでした。

頒布物について:
今回は、事前に日本から運んでもらった既刊2種類と新刊1種類を販売する事にしました。
値段は相場を考慮して、コミケ頒布時より2~3割安く設定しました。
コミックスは日本語と言う事もあり、少なめに持って来たのですが、予想よりも多くの方々に興味を持っていただけ、持って行った分は夕方には完売してしまいました。

相場として、付けられた値段は日本より若干安い値段設定になっているようでしたが、香港の方の感覚としては、日本円としては付けられた値段の3倍位に感じられるようでした。
例えば、頒布価格HK$40(約400円)のフルカラーオフセット本の場合、日本人の感覚では「600円位でも売っても大丈夫なのでは?」と感じますが、香港に住む方にとっては1200円位に感じるそうで、購入時に良く吟味して購入される方が多かったです。
会場内を回った感じでは、コスプレ写真集(ロム・写真集含む)はほとんど見当たりませんでしたが(3~4箇所位でしょうか)、値段としてはHK$100前後が多かったように見えました。

12時の開場でイベントが本格的に始まりました。
開始直後は、女性向けのサークルがあるエリアに人が集中していました。
1時間位経過した辺りから、徐々に会場全体に人が増えてきました。
イベントステージも始まって、非常にイベントらしい、賑やかな感じになってきました。

メイド服の展示場も物珍しいようで、次々と撮影されていました。
相当数の警備担当スタッフ(10人以上!)と柵のおかげで、警備は万全でした。
(衣装に触りたがっていた方が多かったようですが…)

それと多かったのが、サークルスペースの撮影依頼。
基本的に撮影するのは自由となっているので、通りざまに撮影とかも物理的には可能ではあるのですが、ほとんどの方が一旦声を掛けて依頼をしていました。
それに対して、サークル参加者も概ね快く引き受けていたように感じました。

Cafe Matsuriのメイドさん達

メイド喫茶のメイドさん達は、通常店内での撮影禁止の為、お客さんが撮影するのは原則NGです。
でも今回のイベントでは、メイドさん達のほとんどが撮影をOKしていたようです。
そのため、サークルスペースに買い物をしに来ると言うより、メイドさん達を撮影しに来ている方の方が多いように見えました。

私達のサークルも、撮影させて欲しいと言うリクエストが多かったです。
私(マール)はなるべく写真に写らないように隠れていたのですが、それでも何人かから一緒に写って欲しいとのリクエストがあり写真に収まってみました。撮影された写真は相当顔が引きつっている気もしますが…。(注:雑誌には載っているようです…)

お昼も過ぎると、サークル内でご飯を食べている方もちらほらと出てきました。私達もCafe Matsuriの店長さんから差し入れしてもらったお弁当(パスタ)をお裾分けしてもらいました。

私達が協力したイベント内企画のMaid’s Gardenでは、スタンプラリーも行いました。
コミティア等での「○○部」等で良くある、協賛サークルの内、何箇所かから購入すると1つスタンプを押しいくつか集まったら景品と交換すると言う形で、景品はメイド喫茶の限定グッズでした。
HK$40以上購入するとカタログに1つスタンプを押し、2つ以上溜まったら景品と交換する形になっています。
見た感じ、私達のサークルスペースに来られた方の大半は、その段階で既に2ヵ所以上から既にスタンプを貰っている方が多かったです。中には、Maid’s Gardenに参加している全サークルのスタンプを押してある方もいらっしゃいました。

午後に入ると、徐々に落ち着いてきます。
私も休憩がてら、他のサークルさん達の様子を見に行ってきました。

見た感じ半分位のサークルさんは同人誌とグッズを半々位で置いていました。
女性向けのエリアでは成年向のもありましたが、大体半分位がそうだったような感じでした。展示物にモザイクが必要そうなものもありました…
客層もその辺りはほとんど女性でしたが、少数ですが男性も買い物をしていました。
日本の友人からも何冊か買ってきてと言われていたのですが、色々と圧倒されてしまい全く買って来れませんでした。気が付いたら撤収の準備をしていたと言う。
ハッキリとは分からないのですが、ハルコミと雰囲気が良く似ているとうちのメイドさんが言ってました。

次は、ステージイベントと撤収の話をしたいと思います。